心に響く人生の指針となるような、哲学的な金言名言を毎日お届けします。
2025年3月23日 (日)①
今日の一言
中国語
“鸟尽弓藏,兔死狗烹。”
——司马迁《史记》

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英語
“When the birds are gone, the bow is put away; when the rabbits are dead, the hunting dogs are cooked.”
———Sima Qian, Records of the Grand Historian

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日本語
“鳥が捕り尽くされれば弓はしまわれ、兎が死ねば猟犬は煮られる。”
———司馬遷『史記』
出典・人物
「鸟尽弓藏,兔死狗烹」は、司馬遷 の『史記・越世家』に由来する言葉です。
この典故の背景には、越王勾践が呉を滅ぼした後、かつての功臣である范蠡と文種に疑念を抱くようになったという出来事がある。范蠡はその危険を察知し、官職を辞して山林に隠れたが、文種は勾践によって殺害されてしまった。
この典故は、「大業を成した後に功臣が排斥される」という歴史的教訓を示している。范蠡が時流を見極めて身を引いたことで命を守ることができたのに対し、文種は功績に執着し続けた結果、最終的に誅殺された。この対比は、「飛鳥尽きれば良弓蔵(ひちょうつきればりょうきゅうかくる)、狡兎死すれば走狗烹らる(こうとしすればそうくにらる)」という帝王の権謀術数の本質を鮮やかに描き出し、人々に対して、時勢を見極めて身を守ることの重要性を警告している。
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